ディングリー(1858〜1946)は、作品の内部に ”D” の刻印があることで有名な英国を代表するフライリールの名工で、様々なメーカーにOEM供給していました。

14歳の時、当時英国最大のリールメーカーだったバーミンガムのルーベン・ヒートンに弟子入り
しリール作りを学んだディングリーは、1891年からは英国北部の町アニックに移りハーディーの
職人として19年間働きました。

1911年にハーディーを離れた後も、1940年代まで自身の工房などで素晴らしいリールを作り続けました。


1910〜20年代頃のディングリーの作品です。

内部に”D4”の刻印があります。

4-1/4インチのサーモンリールで、ほぼラインを選びません。

右巻きで、レアなストラップドテンションレギュレーター付き。

” J. BERNARD & SON MAKERS 45JERMYN ST ST JAMES’S.S.W ”
の刻印があります。

1864年に創業し、1940年ごろまでロンドンで営業していたと思われる
英国のタックルメーカー “ジョン・バーナード＆サン” のOEMです。

キャリパーチェック、ブラスロングフットやアイボリンハンドルなど、
そのアンティーク感は格別のものがあります。

また、程良く残った黒鉛塗装は上々の風合いです。

機関のコンディションも良好です。

レギュレーターはとてもしっかり効いています。

気になるブレやガタつきはなく、クリックはしっかりしていて回転もスムーズです。

この時代のキャリパーチェックは特に良い音です。


〜 仕 様 〜・右巻き
・外径 約 107mm
・幅 約 48mm
・スプール径 約 91mm
・スプール幅 約 35mm
・約 375g
・リールフットの幅 約 16mm
・リールフットの長さ 約 98mm

※この時代のリールフットは長いため、リールシートによっては装着できない場合があります。


【注意点】
以下の注意点をお読みいただき、あらかじめご了承いただいた上でご入札ください。

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