ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール リシュブール Grand Cru 1997年 正規

-商品説明-

購入してから写真のユーロカーヴで大切に保存しておりましたが、セラー整理のため出品致しました。

インポーターは、モトックス。

液面も高く

-出品中ワイン-

他にDRC、ドメーヌ・ビゾ、アルヌー・ラショー、ルーミエ、デュジャック、プリューレ・ロック、ミュニュレ・ジブール、セシル・トランブレイ、ポンソ、クロ・ド・タール、ドミニク・ローラン、グロ・フレール・エ・スール、アンリ・ルブルソー、フィリップ・ガビネ、ラトゥール、マルゴー、オー・ブリオン、パルメ、オーゾンヌ、シャプティエ、カーゼ・バッセ、サッシカイア、ペルゴーレ・トルテ、ヴェリテ、ウニコ、ルフレーヴ、アルノー・アント、コント・ラフォン、ソゼ、マルク・コラン、テナール、マーカッシン、アラン・ロベール、ジャック・セロス、クリュッグ、ルイ・ロデレール、ボランジェ、ビルカール・サルモン、アンリオ、ポル・ロジェ、ドゥーツ、ジャクソン、ローラン・ペリエ等、多数出品しております。

出品中ワイン一覧

同梱可能ですので、よろしければご覧くださいませ。


-ヴィンテージ-

ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区の1997年は、ワイン・アドヴォケイトのヴィンテージ・ポイント89点、寒くて雨が多かった7月を除けば、概ね好天に恵まれました。

収穫量も多く、アルコール度数が高くデリケートで芳醇なワインが造られた、グッド・ヴィンテージです。


-ドメーヌ-

1830年にニュイ・サン・ジョルジュ村近くにあるショー村のアルフォンス・グロによって設立されたグロ家、その五代目が伝説の醸造家として知られるジャン・グロです。
ジャン・グロはヴォーヌ・ロマネを代表する造り手の一人として知られており、彼が造るワインは「これぞブルゴーニュ赤ワインの模範」であると一世を風靡しました。

1996年にジャン・グロが引退するのに伴い、ドメーヌの畑はミッシェル（長男）、ベルナール（次男）、アンヌ・フランソワーズ（長女）の3人の子供に分割・譲渡されました。
次男のベルナールは、1980年に叔父・叔母のドメーヌであるグロ・フレール・エ・スールを引き継いでいます。

所有畑は3つの特級畑を含め約20ha。
ブルゴーニュでも珍しい果汁濃縮器を長男ミッシェルと共同所有しており、全体の生産量が5～10%減少するものの、天候に恵まれないヴィンテージでも常に安定した品質を維持することが可能になりました。
ベルナールの造るワインは、兄ミッシェルのエレガントさ重視とは対照的に、とても生き生きとして力強くパワーを感じるスタイルです。

2016年より息子のヴァンサンが醸造に加わることで、全ての畑において2016年、2017年では酸化防止剤無添加を貫いています。
そのようなこだわりにより生み出されるワインは、新樽100%ではあるものの、樽の焼き加減が以前より控えめになり、ブドウならではのピュアな果実味、ナチュラルさが前面に出たスタイルとなりました。
いわゆる古くからの銘醸地ヴォーヌ・ロマネに、現在の潮流の一つである酸化防止剤を用いないスタイルを持ち込んだのは、新世代のヴォーヌ・ロマネのスタイルと言っても過言ではありません。


-クリマ-

DRCのロマネ・コンティに隣接し、華やかさではこちらの方が勝ると言われる、ヴォーヌ・ロマネ村の特級畑リシュブール。
リシュブールは、「リシュ＝濃厚」「ブール＝豪村」という意味で、数あるヴォーヌ・ロマネ村のグラン・クリュの中で、最も華やかで且つ肉厚です。

口に含むと力強くはっきりとしたボディですが、それでいてデリケートで官能的、ストレートで複雑。
若い段階で爆発的と言ってよい程の強い香りを放ち、このワインの甘美で複雑な魅力を忘れがたいものにします。

ルイ・グロの遺したグロ一族の家宝とも言えるのが、この特級畑リシュブール。
造られるワインは複雑な香りと官能的な味わいを持ち、並み居るリシュブールの中でも特に凝縮した果実味と柔らかさを兼ね備えます。


-酒質-

カシスやスミレ、バラを思わせる華やかなアロマに溢れている。
シルクのように滑らかなタンニンとミネラル感が奥深さを与え、エキス分の高さを感じさせる甘く複雑な味わいは、もはや享楽的ですらある。


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